アヴィニヨン
Avignon
アヴィニョンってどんな都市?
童謡「アヴィニョンの橋の上で」や、14世紀の約70年間にローマ教皇庁の所在地となった「アヴィニョン捕囚」で知られるアヴィニヨンは、フランス南東部のプロヴァンス地方の中心的な都市です。パリからはTGVでおよそ2時間半で到着します。この街の見どころはやはり、「アヴィニョンの橋の上で」に登場するサン・べネゼ橋や、「アヴィニョン捕囚」時に造られた教皇宮殿。この2つの歴史的建造物のほか、ノートルダム・デ・ドン大聖堂やプチ・パレのあるエリアは歴史地区として世界遺産に登録されています。同じく世界遺産に登録されている3層からなるローマ水道橋へもアヴィニヨンからバスで行くことができます。また、毎夏開催されるアヴィニヨン演劇祭では、教皇宮殿をメイン会場に大小会場で演劇の他、バレエやミュージカルから大道芸までさまざまなパフォーマンスが繰り広げられます。
アヴィニヨンのおすすめ観光地
教皇宮殿
教皇庁があった、中世の時代を語る貴重な史跡。ユネスコ世界遺産に登録されています。ヨーロッパ最大のゴシック様式の宮殿。貴重なフレスコ画で飾られた、教皇の私室などを見ることができます。
サン・ベネゼ橋(アヴィニョン橋)
ローヌ川に架かる石造のアーチ橋。童謡により、世界で知られる橋に。12世紀に架けられたものの、ローヌ河の洪水に何度もあい、17世紀を最後に修復が放棄され、渡れなくなりました。
旧市街&ロシェ・デ・ドン公園
古い街並みが残る旧市街は、一帯が世界遺産。宮殿と橋の間に位置するロシェ・デ・ドン公園からは、サン・ベネゼ橋~旧市街、教皇宮殿を全て見下ろすことができます。
アングラドン美術館
旧市街にある、元邸宅が美術館になっています。ドガ、マネ、ヴァン・ゴッホ、セザンヌ、ピカソ、モディリアーニ、藤田嗣治などの絵画を鑑賞できます。家具、工芸品も所蔵されています。
演劇祭
7月に行われる演劇祭。アヴィニヨンで最大のイベントです。大小の舞台が街中に設置され、演劇や出し物などのパフォーマンスが自由に見らるという、賑やかなお祭りです。
プチ・パレ美術館
13世紀終盤~16世紀初頭のイタリア絵画、プロヴァンス絵画が300点以上収蔵されている美術館。アヴィニョンのロマネスク様式と、ゴシック様式の彫刻コレクションも、鑑賞できます。
アヴィニヨンの基本情報
■時差 日本との時差は8時間。アヴィニョンの方が遅れている。
サマータイム期間(3月の最終日曜日から10月の最終日曜日)は7時間。
■空港 アビニヨン コーモン空港(AVIGNON CAUMONT AIRPORT:AVN)から8KM、車で約20分。
■電圧・周波数 220V・50HZ
■平均気温・降水量
※ 気温は℃、降水量はmm
■飲み水 水道水は飲めるが、石灰分が多い硬水のため、ミネラルウォーターの方が望ましい。
■タクシー 駅などのタクシー乗り場から乗車するか電話で呼び出す。
■チップ
ホテル:ポーターやルームメイドに1ユーロ程度
レストラン:ミシュランの星付レストランなど、10~20%程度
タクシー:通常:10%、深夜・休日:5%
その他:トイレ:0.2~0.5ユーロ