ロワール古城の基本情報
ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏は、フランスの西部に位置する地域圏です。中央にはロワール河が流れ、中世に王族貴族達が競い合うようにして様々な城を築いた地域でもあります。現在でも沢山の古城が残されており、その威容を眺めることが出来ます。城と言えば全て似たようなものと思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。それぞれに個性があり、幾つ見ようとも飽きるものではないのです。 例えば、シャンボール城には４４０の部屋と３６５の暖炉、さらには大階段が１４つもあります。完成するのに１３９年近くかかっている、ロワール最大級の城です。レオナルド・ダ・ヴィンチの設計とも言われている、上る人と下る人がすれ違うことのない階段などは、古城をあまり知らない人でも聞いたことがあるのではないでしょうか。 他にも、ヴェルサイユ宮殿の次にフランスで観光に訪れる人が多いと言われている、シュノンソー城。１５９８年までフランス王家の城として用いられていたブロワ城。４月の末から１０月の中旬まで国際庭園フェスティバルが開かれているショーモン城。などなど、本当に色々な城が存在しています。また、眠りの森の美女の舞台とも言われているユッセ城などもあります。このように、様々な魅力に溢れているにロワールの古城に、是非一度あなたも行ってみては如何でしょうか。