ウィーン
Wien
ウィーンってどんな都市?
ウィーンはハプスブルグ家が栄華を極めた中心地で、ヨーロッパの商業・文化の発展を支えてきた拠点となってきました。その誇りは時を超え街の至る所に表れる美しい街です。ヨーロッパ方面へ行くなら一度は行ってみたいという人も多い都市としても人気があります。歴史的な観光資源として、シェーンブルン宮殿、ウィーン王宮やベルベデーレ宮殿といった貴族たちの過ごした空間が美術館として開放されています。ウィーン王宮には古代ローマの遺跡も見られるなど、この地が古くからの要所であったことがわかります。また、現代的な建築も多く、ミュージアムクオーターでは歴史的な建築空間にモダンなデザインを取り入れたベンチなどがあります。ウィーンでは過去と現代の入り混じった空間が楽しめます。国立オペラ座で音楽鑑賞するツアーも人気で、本格的な芸術体験もできます。ウィーンのお菓子本場のザッハトルテなども人気です。甘いもの好きだったハプスブルク家のおひざ元だけに「皇室御用達菓子店」の看板を掲げたお店もあり、スイーツ巡りもおすすめです!
ウィーン おすすめ観光スポット
シェーンブルン宮殿
ハプスブルク家の栄華を今に伝える宮殿。豪華な建築物や美しい庭園を鑑賞できます。マリー・アントワネットが幼少期を過ごした部屋や、モーツァルトが初めて御前演奏した部屋も遺されています。
シュテファン寺院
300年という長い年月をかけて建築された、ゴシック教会。137mの高さを誇る南塔は圧巻です。北塔はエレベーターで上がることもでき、旧市街を眺めることができます。
王宮
650年にわたり、ハプスブルク家が住まいとした王宮。部屋の数は2500以上もあります。エリーザベト(愛称・シシィ)のシシィ博物館では、生前の愛用品が展示されています。
美術史博物館
ハプスブルク家代々の皇帝が収集した、美術品のコレクションを鑑賞できます。ブリューゲルの「バベルの塔」のほか、フェルメールやルーベンスの作品も。彫刻、貨幣などの古美術品も多数。
モーツァルトハウス・ウィーン
1784~1787年に、モーツァルトが家族と住んでいた家。モーツァルトの生涯と、作品を知ることができます。2階の住居部分では、当時のモーツァルト一家の暮らしぶりを伺えます。
ベルヴェデーレ
トルコ軍からウイーンを救った英雄、プリンツ・オイゲン公が、夏の離宮として過ごしたという建物。上宮には、クリムトやシーレの絵画が収められています。
ウィーン基本情報
■時差 日本との時差は8時間。ウィーンの方が遅れている。
サマータイム期間(3月の最終日曜日から10月の最終日曜日)は7時間。
■空港 ウィーン国際空港から約18km、タクシー 30分 36~48ユーロ、エアポートバス 20分 8ユーロ、シティエアポートトレイン 16分 12ユーロ。
■電圧・周波数 230V・50HZ
■平均気温・降水量・服装
※ 気温は℃、降水量はmm
※ A:夏服・半袖 B:薄手のセーター、カーディガン等 C:冬服・薄手のコート等 D:厚手のコート、手袋等の防寒具
■飲み水 水道水の多くはアルプスの湧水を利用しており飲料水として適切。
■タクシー タクシースタンドで乗るか電話で呼んでもらう。屋根のランプが点灯していれば手を挙げて停めてもよい。
■チップ ホテル:ポーターには荷物1個につき1ユーロ。メイドは1泊1~2ユーロ
レストラン:サービス料は含まれているが、料金の5%程度を別に置くとよい
タクシー:運賃の10%程度。荷物の取扱い1個につき1ユーロを加算
その他:トイレ0.50ユーロ程度