ロマンティック
街道
ロマンティック街道ってどんなとこ?
ドイツの数ある観光街道の中でもっとも有名で人気のあるロマンティック街道。古都ヴュルツブルクからはじまり、ロマンチックな昔の面影を今に伝えているローテンブルク、木組みの家が立ち並ぶ落ち着いた町ディンケルスビュール、隕石落下跡にできた円形の町ネルトリンゲン、2000年の歴史を誇るアウクスブルク、そしてノイシュバンシュタイン城などの観光の起点となる終着地点フュッセンまで、約350kmにわたるみどころ満載のルートです!その長さは、分かりやすく言うならば、東京と大阪を直線で結んだのよりも少し短い程度。その間に、28の街が連なっています。それほどの長さを誇る街道なので、当然町ごとにその雰囲気は異なります。特に北部は中世の町並みをそっくりと残しているため、まるで絵本で見たような町並みを楽しむことが出来ます。バスやローカル列車等を利用して中世の面影を残すドイツらしい風景に出会いに行きませんか?
ロマンティック街道 主な都市&みどころ
ロマンティック街道~ノイシュバンシュタイン城~
19世紀にバイエルン王国の国王ルートヴィヒ2世によって建設された城です。ロマンチック街道の終点ということもあり、ドイツで最も人気のある城とも言われています。日本でも、某人気テーマパークにあるお城のモデルの一つとも言われています。内部を見学するツアーも用意されていますが、やはり一番のみどころは古城の姿そのもの!まるでおとぎ話に出てくるような美しい姿には、誰もが見惚れずにはいられないでしょう。その姿を一目見るために訪れた観光客は、一般公開されてから現在までの間に6000万人以上とも言われ、今も世界中から年間130万人もの人が訪れている人気の観光スポットのひとつです。その美しい姿を、是非実際にご覧ください!
ロマンティック街道~ヴュルツブルク~
マイン川のほとりにあるロマンティック街道の北の起点、美しい古都「ヴュルツブルク」。ここでのみどころは世界遺産に登録されている大司教の宮殿として建てられた「レジデンツ」、ドイツのロマネスク建築を代表する「大聖堂」そして歴代大司教の居城兼要塞となっていた町のシンボル的存在の「マリエンベルク要塞」。また1895年にX線とよばれる放射線を発見、後にノーベル物理学賞を受賞した物理学者レントゲンの出身地でも有名な歴史ある町です。
ロマンティック街道~ローテンブルク~
木組みの建物と城壁に囲まれた石畳の街はロマンティック街道のハイライト!旧市街の中心にあるマルクト広場に面した市庁舎に注目!隣接する市議宴会館の壁面に仕掛け時計が設置されていて、毎日決まった時間に時計の左右の窓が開き、市長と将軍の人形が現れ、市長の人形が大きな杯でワインを飲み干す仕草をします。毎正時に動き、時間はあまり長くないのでタイミングをみてぜひ!他にもリーメンシュナイダー傑作の聖血の祭壇がある聖ヤコプ教会、木組みの家と塔が並ぶ絵になる風景プレーンライン、旧市街を囲んでいる城壁等、みどころ満載の街です。
ロマンティック街道~ディンケルスビュール~
赤レンガの切妻屋根と、木造の窓枠の可愛らしい家々を、古い城壁が囲む町。三十年戦争から第二次世界大戦にいたるまで、幾多の戦いをくぐり抜け、ほとんど戦争による破壊が無かったため、昔ながらの中世都市の美しい風景が今も広がっています。7月には笑顔に満ちた子供祭りが開催され、観光客でにぎわいます。聖ゲオルク教会の尖塔からは、町を一望できます。木組みの館「ドルチェス・ハウス」はホテルレストランとして運営されていますが、たくさんの観光客が立ち寄る人気の場所。小さな木組みの町並みの散策をぜひお楽しみください。
ロマンティック街道~ネルトリンゲン~
隕石のクレーターにできた中世の町がそのまま残っている城壁に囲まれた円形の町。その町を屋根付きの約4kmの城壁が取り囲んでいます。昔からほとんど姿を変えていない点も魅力。城壁の回廊を歩いて回ることができます。またマルクト広場にある聖ゲオルク教会の通称「ダニエル」と呼ばれる塔は町のシンボルとして親しまれ、塔の上からは町が一望できる素晴らしい眺めが見下ろせます。ぜひ!
ロマンティック街道~アウクスブルク~
2000年以上の歴史を感じさせるミュンヘンの北西70km、大富豪フッガー家ゆかりの町。ドイツ・ルネッサンスを代表する建築物市庁舎は黄金と繊細な彫刻で飾られた豪華な空間「黄金のホール」を見学することができます。正面ファサードの上部には双頭の鷲が描かれ、頂点に町の紋章である松ぼっくりが飾られています。また、完全な形で存在する世界最古のステンドグラスがある大聖堂も観光のポイントの1つです!
ロマンティック街道~フュッセン~
ロマンチック街道の終点、アルプス山麓に位置する森と湖に囲まれたおとぎの国のような町、フュッセン。ノイシュヴァンシュタイン城、ホーエンシュヴァンガウ城への観光の拠点となる町です。美しい自然に囲まれた町で、中庭に面した窓飾りの「だまし絵」が見どころのホーエス城や、壁画や華麗な図書館・祝祭の間等、一見の価値があるフュッセン市博物館も必見!ツアー客も多く訪れる為、お店やレストランもたくさんあるので町の散策もおすすめです!